導入後のCO2排出係数
※CO2排出係数は,1kWh当たりの二酸化炭素発生量
鹿島南共同発電(株)では2020年7月より、【ガスタービンコージェネレーションシステム】の運転を無事開始いたしました。このガスタービンは、CO2や窒素酸化物などの排出を極力抑え、環境負荷低減を実現しております。また、ガスタービンでの発電後、排ガスが持つエネルギーをボイラーで熱回収し、その蒸気でさらに蒸気タービンを回転させ発電いたします。これにより、プラント効率を上げ、お客様にとって利用しやすい安価な電気を創り出します。そして、電気同様に蒸気もお客様へ供給する無駄のないシステムとなっております。
ボイラー |
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自然循環式排熱回収ボイラー | |
発生蒸気量 46t/h×3基 | |
ガスタービン |
オープンサイクルガスタービン |
32,300kW(15℃)×3基 | |
蒸気タービン |
抽気背圧衝動タービン |
10,500kW×1基 | |
発電機 |
三相交流同期発電機 |
37,889kVA×3基 | |
11,667kVA×1基 | |
排気筒 |
地上高 45m |
この度、鹿島南共同発電(株)では、株主さま、地域の方々、その他様々なステークホルダーのお力添えのおかげで、2020年8月に新たなメイン設備としてガスタービンコージェネレーションシステムの運転を開始することができました。この設備の導入で、環境へ配慮した電力をより安全で安定的にお客様へお届けすることが可能となりました。しかし、鹿島南共同発電㈱はこの現状に満足せず、今後も皆さまに必要とされる企業を目指し、環境保全と自然との調和をはかることができるよう、より一層邁進してまいります。
※CO2排出係数は,1kWh当たりの二酸化炭素発生量
0.252 kg-CO2/kWh
最新ガスタービンコージェネレーションシステム導入と
発生蒸気の有効活用により、
CO2発生量を削減しています。